大塚の中国展開

医薬品分野

  • 中国大塚製薬有限公司

    1981年4月に設立された中国初の中日合弁製薬企業。COPブランドの輸液、アンプル注射剤、点眼薬、栄養輸液などの製品を製造・販売する総合的な製薬メーカー。

  • 広東大塚製薬有限公司

    1993年6月に設立され、主に大・小容量注射剤(プラスチックボトル、ソフトバッグ)、経口シロップ剤、洗浄剤の製造・販売を行う。製品の生産技術および管理体系は、日本大塚製薬株式会社より導入。

  • 大連大塚製薬有限公司

    2003年2月18日に登録された中国大塚製薬有限公司の単独出資による有限責任会社。同社は医薬分野に関連する生産を手がけており、現在はブドウ糖注射液、塩化ナトリウム注射液を含む4種類、22品目の大容量注射剤を生産。製品は全国各省・市・地区に広がり、二級以上の都市をほぼカバーし、数億人の患者にサービスを提供している。

  • 浙江大塚製薬有限公司

    2003年に設立された日本大塚製薬株式会社の中国における投資によるオリジナル薬品の生産・販売を行う企業。主に中枢神経、内科、血液腫瘍、抗感染症などの製品を有し、多くの治療分野をカバーしている。

  • 四川大塚製薬有限公司

    2002年、日本大塚製薬株式会社が中国大陸に投資し、設立した薬品の研究・開発、生産、販売を一体化した3つ目の製薬企業。同社は「患者にやさしい疾病管理」を核とする企業理念をもち、質の高い製品を患者へ提供し続けている。主な製品には、アリピプラゾール経口溶液(安律凡®)、モンテルカストナトリウム(白三平®)、レポセチリジン塩酸塩経口溶液(平可宁®)、アンブロキソール塩酸塩(坦静®)など、呼吸や精神分野の薬品が含まれる。

  • 大鵬薬品信息咨詢(北京)有限公司

    2008年、日本大鵬薬品工業株式会社が中国に設立した完全子会社。同社は抗がん事業に力を入れており、大鵬薬品が自主研究・開発、生産した抗がん薬を中国に輸入し、安全かつ効果的、利便性の高い治療薬を患者や医師へ提供している。

  • 蘇州大塚製薬有限公司

    蘇州大塚製薬は、2007年に設立された敷地面積が6万平方メートルの株式会社大塚製薬工場の完全子会社。日本大塚独自の全自働化生産設備と技術プロセスを導入しており、主に全密閉輸液配合システムにより、使用前に抗生物質と溶解剤がワンプッシュで無菌的に調製することができる。また、独特な臨床的価値をもつ抗生物質キット製剤を生産しており、2023年に国家医療保険薬品目録に収載された。製品ラインナップを充実させるとともに、患者や医療従事者のため、より安全かつ効果的、利便性の高い製品を提供している。

  • 大塚製薬研発(北京)有限公司

    2003年、日本大塚製薬株式会社が北京に設立した日本独資の医薬品研究開発企業。主に大塚グループの製品に関する中国での臨床研究および登録業務を展開。製品は、化学薬品(中枢神経系、感染系、循環系、呼吸系などの治療薬)、バイオ製剤、診断試薬、医療機器、NC製品など多岐にわたる。同社は、大塚グループが開発した新製品を早期に中国市場へ導入し、中国の人々の健康に貢献することを目指している。

  • 大塚(上海)薬物研究開発有限公司

    大塚(上海)薬物研究開発有限公司は、2008年に日本大塚製薬株式会社が大塚(中国)投資有限公司を通じて設立した新薬研究開発センター。同社は上海・国際医学园区の張江周浦に位置し、事業範囲は抗生物質、心血管疾患治療薬、抗がん薬、神経変性疾患治療薬および関連技術の研究・開発が含まれる。また、自社の研究開発成果の譲渡や関連技術コンサルティング、技術サービスの提供も行っている。

当ページは医学専門家の閲覧を想定して制作されたものであり、いかなる形式においても掲載されている医薬品情報は、医学的アドバイスではありません。

NC分野

  • 天津大塚飲料有限公司

    2002年、日本大塚製薬株式会社と天津実発集団有限公司により設立された合弁企業。ポカリスエットの製造・販売を行い、本格的にポカリスエットを中国市場に導入した。20年間にわたる努力により、現在、中国においてポカリスエットは大塚グループの最も知名度の高い製品の一つとなっている。350ml、500ml、900mlのポカリスエットペットボトルおよび13g×8箱のポカリスエットパウダーを販売。

  • 大塚慎昌(広東)飲料有限公司

    2005年2月に設立され、主に電解質飲料のポカリスエットの製造・販売を中心に事業を展開。製造工場は広東省江門市に位置し、国内の販売エリアは広東、上海、福建、湖南、海南など多くの省市に分布している。

  • 芳維特(上海)健康科技有限公司

    2012年8月、芳維特(上海)健康科技有限公司は「芳維(上海)商務情報コンサルティング有限公司」として上海に設立され、Nature Made天維美ブランドを中国に導入。2019年8月、現在の社名に変更。同社は「ネーチャー+サイエンス」という理念のもと、米国の有名なサプリメントブランドNature Made天維美を中国市場へ導入し、消費者ニーズに合った製品の開発に努め、高品質な栄養補助食品を提供し、人々の健康に貢献し続けている。

食品分野

  • 上海大塚食品有限公司

    上海大塚食品は2003年に設立され、完備された生産技術をもち、主にボンカレーとポカリスエット塩ミックスの2つの生産ラインを保有。日本のロングセラー商品を消費者に提供し、安全、安心、健康の確保に努めている。

  • 上海奥茲凱検測技術有限公司

    2018年6月に設立された、上海大塚食品有限公司の出資によるCMA・CNAS資格をもつ専門の検査施設。主に食品の安全を確保するためのオンサイト検査、微生物検査、元素検査、通常の理化学検査および食品添加物検査を実施。また実験室の設計・建設、実験室の品質体系の構築および資格認定のコンサルティング、実験室の代理運営オンサイト検査業務などのサービスも提供している。

  • 山東大塚食品有限公司

    2023年8月、山東大塚食品有限公司は上海大塚食品有限公司の完全子会社となった製造型企業。主に大塚食品ブランドのマンナンヒカリ製品および大塚製薬のポカリスエット塩ミックスの生産を事業内容としており、固体飲料や健康類ゼリーの生産資格許可を保有する。

医療機器分野

  • マイクロポート・サイエンティフィック・コーポレーション

    マイクロポート・サイエンティフィック・コーポレーション(以下「マイクロポート®」)は、1998年に上海の張江科学城で設立された、業界を牽引する革新的かつ高品質な医療機器を製造・販売する医療機器グループ。

    マイクロポート®は、中国上海、蘇州、嘉興、深セン、米アーバイン、メンフィス、ボストン、仏パリ近郊、伊ミラノ近郊、独アーヘン、英オックスフォード、ドミニカ共和国サントドミンゴ、印ムンバイ、コスタリカサンホセなどに主要な生産(研究・開発)拠点を設置し、国際的な研究開発、生産、マーケティング、サービスネットワークを構築している。心臓血管・構造的心臓病、電気生理学・心臓リズム管理システム、骨格・軟組織修復技術、大動脈・末梢血管疾患、脳血管・神経調節科学、外科急重症・ロボット技術など12つの幅広い事業を展開している。

    人々の生活の質向上、新たな生命の誕生のサポートをしており、マイクロポート®の製品は世界中で、平均6秒毎に人々の命を救っている。

その他の分野

  • 大塚化学管理(上海)有限公司

    2016年に設立され、親会社およびその認可を受けた管理下にある中国国内外の企業の委託を事業範囲としている。主に投資経営の決定、資金運用・財務管理、従業員の研修・管理、企業管理コンサルティング、同社グループ内の共有サービスおよび海外企業のサービスアウトソーシングの受託、化学原材料・製品(危険化学品は許可証を参照、民生用爆発物を除く)、ゴム原材料・製品、プラスチック原材料・製品、金属材料・製品、バルブ、ポンプ、機械設備・部品、金属・関連製品、測定・制御装置、電子製品、日用品、包装材料、オフィス用品、化粧品の卸売、輸出入、委託販売(オークションを除く)および関連サービスの提供、企業管理コンサルティングなどを行っている。

  • 張家港大塚化学有限公司

    2004年10月26日、日本大塚化学株式会社と伊藤忠ケミカルフロンティア株式会社が共同投資し、設立された。主に非アスベスト非繊維状の新たな摩擦材料テラセス(TERRACESS)、TOPWIZ、複合エンジニアリングプラスチックポチコン(POTICON)の生産・販売、その他化学製品の貿易を行う。

  • 東舢(上海)塑膠薄膜有限公司

    2019年3月15日に設立された日本大塚化学株式会社の関連企業。同社は、主に光学用ハードコートフィルム、車載用ASF&IMLフィルム、粘着・保護フィルムなどのフィルム製品の販売を行っている。中国には協力工場を設けており、フィルムのコーティング、ラミネート、スリットなどの加工を行うことが可能。

  • 大塚華南精密器械(深セン)有限公司

    2011年10月13日に設立された日本大塚化学株式会社100%出資の射出成形企業。主にプラスチック製品、金型、金属プラスチック部品、電子プラスチック部品、電子接続線、ゴム部品、ガラス部品、医療プラスチック部品の製造・販売を行う。事業内容はプリンター、コピー機、医療、自動車および電子製品などの様々な分野におよぶ。

  • 大塚材料科技(上海)有限公司

    2013年3月21日に設立された、日本大塚化学株式会社100%出資による海外初の材料研究・開発に注力する研究所。高い技術力を背景に機能材料の研究・開発および応用に努め、顧客に高付加価値の解決策を提供。顧客の製品が技術や市場のトレンドに追いつけるよう、原材料、配合、製造工程などを総合的に研究し、分子設計、材料評価、製品評価の全プロセスを通じて研究・開発を行っている。

  • 南京大塚泰邦科技有限公司

    2003年に設立され、主に非PVC多層共押出輸液用フィルムやピールシールの研究・開発、製造・販売および技術サポートの提供に取り組んでいる。製品は、国内外の既存の輸液充填設備および輸液用ポートに適用される。

  • 楽山大塚科技有限公司

    大塚テクノ株式会社および大塚(中国)投資有限公司の共同投資により2005年3月8日に設立された企業。主に食品・医薬品包装材料の製造および精密プラスチック部品の成型、また、上記製品の販売、プラスチック製品の卸売および輸入・輸出を事業範囲としている。

  • 大塚電子(蘇州)有限公司

    大塚電子(蘇州)有限公司は2007年4月に設立され、主に光学特性評価・検査装置や薄膜の厚みを測定する装置、ナノ微粒子評価装置など同社独自の「光」の技術を応用した測定・分析機器の販売、ビフォーサービスからアフターサービスなどの総合的なサービスおよびサポートの提供を行っている。また、同社の製品は、ディスプレイ産業や半導体産業、化学・医薬等の大学、研究所などで使用されている。